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ニュース
「美術に関わる脱中心の実践・2023・報告」に参加します。
2023.12.10
text 戸島由浦(HAUS)
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12月11日(月) 各地の、アートに関する主体的な権利向上や制作環境改善の取り組みとの意見交換
アーティスツ・ユニオンが主催する「美術に関わる脱中心の実践・2023・報告」に参加いたします。
近年、各地でアートに関する主体的な権利向上や制作環境改善の取り組みが見られます。地域に合わせた形でそれぞれの取り組みがありつつ、つながって連携していくと良いのではないか、そのためにまずはお互いを知ろうと、10月頃から話し合いが始まっていました。今回の参加団体以外にも、意識を共にできる団体は恐らくたくさんあると思います。どのように繋がっていくか、ということ自体が課題でもあります。
事前に参加団体と話す機会がありました。活動形態や内容はそれぞれ異なりますが、それぞれの実践を知っていくことで、活用できる事例が見つかったり、自分たちの活動を客観的に考察できたりするのではないでしょうか。
HAUSや札幌における芸術活動環境についても改めてご紹介します。平日ですが、お時間の合う方は是非ご参加ください。
以下概要を掲載いたします。
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「美術に関わる脱中心の実践・2023・報告」開催のお知らせ
この度、長年にわたり「ジェンダー×植民地主義×広島」についての実践を重ねてきた「ひろしま女性学研究所」が運営母体となり、「加納実紀代資料室サゴリ」が広島市内に開設されました。「銃後史」「脱植民地主義」「反天皇制」「ジェンダー」「平和表象」「ウーマン・リブ/フェミニズム」「朝鮮・アジア」など多様な角度から言論活動に取り組んだ加納実紀代さんの遺志を引き継ぐ「サゴリ」を拠点に、「美術に関わる脱中心の実践・2023・報告」を開催いたします。
近年、各地でアートに関する主体的な権利向上や制作環境改善の取り組みが見られます。2023年9月には鹿児島で「かわるあいだの美術2023」(企画:かわるあいだの美術実行委員会)が開催され、11月には沖縄で「なはーとカンファレンス2023」(企画:「アーティストの条件」企画チーム)が、また同月には秋田で「例えば(天気の話をするように痛みについて話せれば)」(企画:trunk)が開催されました。このたびの会では、それらの展覧会やカンファレンスを主催した団体のみなさんに取り組みのご報告をいただきます。
「加納実紀代資料室サゴリ」の「サゴリ」とはコリア語で「交差点」を意味します。このミーティングがその名の通り交差点として機能し、ハラスメントをなくすことや労働環境の改善などに取り組む各団体の、今後の活動をいっそう豊かにする一助となることを願っています。
アーティスツ・ユニオン・ジャパン オブザーバー
小田原のどか(彫刻家・評論家)
▶詳細
[開催日時]2023年12月11日(月)14時〜18時
[開催場所]現地(加納実紀代資料室サゴリ・広島)+オンライン
[参加費]無料
[主催]アーティスツ・ユニオン(プレカリアートユニオンアーティスト支部 問い合わせ担当:小田原のどか)
[プログラム]各団体の取り組み紹介、意見交換、励まし合い
[ファシリテーター]小田原のどか(彫刻家・評論家)、山本浩貴(アーティスト・文化研究)
▶サゴリについて:
ポリタスTV
https://www.youtube.com/watch?v=Vu51mJc64Ds
▶参加予定団体
[沖縄]「アーティストの条件」企画チーム
https://www.nahart.jp/course/1696499152/
[北海道]HAUS | Hokkaido Artists Union Studies
[秋田]trunk
[広島]サゴリに集うひろしま有志の会
[鹿児島]かわるあいだの美術実行委員会
https://kawaruaidanobijyut.wixsite.com/aida
アーティスツ・ユニオン
▶申込
申し込みフォーム
▶この件に関する問い合わせ先
小田原のどか support■artistsunion.jp(■→@)